自分で作ったダイコン、そりゃおいしいでしょ

冬まっさかりですね。この前なんて雪が舞いましたし、気温が氷点下になったし、ほんとに寒さ本番。寒さを癒してくれるものといえば、そう暖房!……ではなくって、温かい料理ですよね。そう、料理なんです。メガネが曇るような温かいお料理と、熱燗をキュって(キューーってなんでいうんでしょうね。ギャフンといわないようにキューともいいませんね、不思議)やる。もう想像しただけでちょっぴりここら辺(心)が温まりますよね。

どんな料理で温まる?って話なんですけど、冬といえばそれはやっぱりおでん。おでんがある国に生まれてほんとによかったなーって冬になるたびに私は思うんです、ほんとに。

いろんなおでん種があると思うんです。私はちくわぶ好き!なんてひともいると思うんですけれど、今日はダイコンちゃんを思い出してください。ホクホクしてて、ダシが染みて透明に輝いて。箸を入れるとススーっと切れちゃう、そんなダイコンちゃん。はー、この文章を書くのをホッぽりだして、ダイコンを買いにスーパーへ……って前置きが長すぎました。ダイコンの魅力で終わってしまうところだった(汗)。

前置きが長くなりましたが、誰かの心を奪っちゃうおでんのダイコン。そのダイコンを自分の手で作ってみませんか?というお誘いです。たしかに思い入れもあるので、成分的に市販品とまったく同じだったとしても、ご自分で作ったダイコンの方が各段においしいのは分かってますが、自分で作ると何が違うって、それはもう、ねぇ。収穫したときのこの笑顔を見てくださいよ。キレイなダイコンもありますよ、ありますけど、途中でクニュって曲がったものもたくさんあります。それでもこの笑顔。自分で収穫することがこれだけ楽しい!っていう表情。もう、自分で料理したら、まずいワケがないじゃないですか。

東京農大グリーンアカデミーの皆さんに今日のダイコンをどうするのか聞きました。おでんに、ふろふきダイコンに、ぶり大根。はー、もうどれも名前を聞いただけなのに、おいしそう。その話を肴に熱燗を飲めちゃいそうなほどに、いろんな料理が出てきました。夏の枝豆の収穫時にはこっそりとお相伴にあずかったんですが、さすがに「大根1本ください」とは言えなかったなー。笑顔溢れるお祭り状態で、みなさんはトランス状態だったから、もしかしたら1本くらいはもらえたかもしれない。一言いってみるんだったと、今更ながらに後悔しています。そうそう、2月18日から来年度の募集が始まるんですって。今年の冬は自分で作ったダイコンで、ぶり大根を作るなんていかがですか?

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