子ども、妊婦さんが食べない方がいいネタ

祖師ヶ谷大蔵のお寿司屋さんで話を聞いているときのこと。
(写真はアナゴです。捌きから仕込みまで丁寧なお仕事でした)

ノドグロって豊洲でもかなり高くなってますよねーと雑談をしていたら

「あんなのは子どもに食べさせちゃいけない」

ってご主人がいうんです。

豊洲市場ではノドグロは1kg8000~13000円する超高級魚です。本マグロでも1kg8000円かそこらなので、かなりの高級魚なんですよね。

だから、「いいネタは子どもには早いですかね?」と答えると。。。。。。違ったんです。

「水銀が多いから駄目だよ」とおっしゃるわけです。

ほう、水銀。聞いたことはあったけど、どんなもんなんだろうと調べてみました。

そうすると、ノドグロやカジキ、キンメダイは妊婦・幼児は要注意なネタでした。

参考資料:
https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/suigin/dl/050812-1-05.pdf
厚生労働省の資料。

カジキ類はずば抜けて水銀量が多いですね。一般的な魚介類の10倍程度。調査結果では一番の数値を記録しています。キンメダイも高いですね。カジキ類の半分くらい。のどぐろ(ユメカサゴ)も高い。キンメダイより少し少ないくらい。

わかりやすくサバを1とすると
カジキ類は10
キンメダイは6
ユメカサゴは4
アカムツは1.8でした。

少ないのは
サンマ0.5
マアジ0.4
イワシ0.1など。

https://jccu.coop/food-safety/qa/qa02_02.html
日本生協連の資料。

とは言いつつも、そんなに気にしなくてもいいですよーという内容です。
カジキマグロなどは一般的な食生活であれば問題ないと言ってます。具体的にいうと

カジキ・キンメダイは妊婦・幼児で週に1回まで、ノドグロは週に2回まで。いずれも1回80g。
(これは日本の基準で、海外ではもっと厳しい基準も存在します。日本生協連の資料では比較もしています)

※幼児=満1歳から小学校就学前までの子ども

どうして水銀を取り過ぎてはいけないか、どんな魚に多いのかなど、詳しく載っていますので一度ご覧になるといいです。

寿司ネタは10~20gなので、4貫までは食べられるということになります。週に2回まで4貫食べられるなら、大好きなネタでもまぁいいじゃないですか。

とはいいつつも脳の成長期である幼児にはあまり食べさせないほうがいいみたいですね。

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