デジタルサイネージに見る、ちとふなの未来。

これが設置されているのはどこでしょう? そう、よくご存じですね。千歳船橋駅です。

今日は千歳船橋駅前にできた「デジタルサイネージ(電子ポスター)」をご紹介します。

地図とお店情報が駅前でみられます。タッチパネル式ですし、スマホを持っていないひとが「今晩はどこでごはんをたべようかしら?」なんて疑問にも応えてくれる優れものです。

でもさ、スマホがあるでしょ?必要ないでしょ?という声が聞こえてきそうですが、ちょっとそれは違います。

ざっくりとまとめますと「千歳船橋が脱紙化」を進める、ということです。
世田谷でも1歩進んでいる街ってことなんです。

電子ポスター、デジタルサイネージは案内機能もありますが、広告機能も大きな機能です。ほら、NYのタイムズスクエア。デジタルサイネージが左右に配置されていて、光のトンネルのようですよね。あのように千歳船橋がなる、とまで言ってもいいかもしれません。駅前広場にある巨大なポスター。あそこがすべてデジタルサイネージになっていくんだと思います。

そうなるとどうなるか。

紙を使わない広告が一般的になっていきます。

たとえばイベントの告知はデジタルサイネージで行えばいいし、そこにQRコードを表示して、専用サイトに流してもいいし。広告料が商店街に入るのであれば、商店街の大きな収入源になるかもしれません。そうなると、駅前で行っているイベントで販売される「焼きそば」などがもっと安くなるかもしれない。地域住民に還元されていくでしょう。

それに加えて、大きく変わるのが「商店街に加盟する意味」。それがものすごく意味のある事になります。

だって、商店街に加盟しているお店であれば無料でデジタルサイネージに広告が打てる、となったらメリットだけしかない。

千歳船橋に着いて、改札を抜けると目に飛び込んでくるのは「デジタルサイネージ」です。そこに、この画面を写メしてお店に来れば「1杯目のお酒はサービスします!」と広告が出れば、ほら、10人中、ひとりは写メを撮ってくるでしょ。そうなると、商店街に入る意味がある。ものすごいことですよね。

そうしたらポスティングの意味がなくなり、新聞広告が減り、どんどん紙を使わない省エネが進みます。ポストに入った無駄なチラシを捨てることも減っていくでしょう。

必要な人に必要なチラシ・広告が届くこと。

これが広告の最終ゴールですが、とりあえずデジタルサイネージが進めば、広告を配信する(ポスティングする人)の時間・お金が節約され、受け取る側のごみを捨てる手間なども減っていくことになります。なんて素晴らしいんだろう。

千歳船橋のデジタルサイネージを見て、未来の広告の形、商店街の形を垣間見たような気がしました。

すげーぜ、ちとふな!!

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