栗の季節ですね。

秋になってきましたね。秋といえばやっぱり「栗」です。
チトソシエリアにある洋菓子店さんで「栗」のスイーツを紹介していこうと思っています。まず第一弾はホテル・ドゥ・スズキさん。

こちらのケーキは・・・・・

マロン・フランセ420円
@オテル・ドゥ・スズキ

です。

渋皮入りで甘味の奥に苦味を感じさせるマロンクリームが、スポンジを敷いたムースに乗っています。ムーズに栗は使っているかわかりませんが、ほんのりと栗を感じるか感じないかという微妙な線で迷うところ。上から下までまとめて口に入れると、マロンクリーム、ムース、スポンジが口の中でまとまるととてもおいしいです。栗の甘さと渋皮の苦味が口いっぱいに広がります。栗を隅々まで味わったような感覚にあります。ムースのプルンとした優しい食感、スポンジのふんわりとムースとは違う口当たりが生み出すリズムがとても心地よいです。(ムースではなく、ババロアかもしれません。調べたのですがフランセというケーキにはどちらを使うのか判断できませんでした。間違っていたらごめんなさい)

ムースとババロアはざっくりと申しますとゼラチンを使うか使わないかの違いがあります。ムースはフランス語で「泡」を意味します。フルーツのピュレなどをメレンゲ、生クリームと合わせて作ります。一方、ババロアは「ドイツ・バイエルンの」を意味するフランス語です。バイエルンから伝わったお菓子をもとにしたフランス菓子です。カスタードケーキにゼラチン、泡立てた生クリームを合わせて冷やし固めたものです。現在ではムースにゼラチンを加えることもあり、ムースとババロアの境界があいまいになっているようです。




栗のスイーツっていえば、そう「モンブラン」です。せっかくなのでちょっと調べたことを書いておきますね。

フランス語で「白い山」(モンが山、ブランが白)を意味するヨーロッパアルプス最高峰・モンブラン。この山についてまずは紹介しなくちゃですね。フランスとイタリアの国境にある標高4810.9m。頂上は万年雪・氷に覆われているため、白い山と表現されています。ヨーロッパアルプスの最高峰といいながらも、毎年2万人もの登頂者がいる山だそうです(富士山のように誰でも登れる山ではありませんが、難易度はさほど高くないそうです)。

この白き山をモチーフにした、栗のペーストに泡立てた生クリームを添えるシンプルな冷やして楽しむ菓子がモンブランです。もともとはフランス・サヴォワ県とイタリア・ピエモンテ州の家庭菓子です。

それを日本で花開かせたのが、モンブランの創業者、迫田千万億(まちお)さん。登山が好きだったという彼はモンブランの麓町、シャモニーでその姿に感動するわけです。ぜひ、モンブランを店の名前にしたい!と市長や、すでに名前に使っていたホテルモンブランに顔を出して店名使用の許可をもらうんです(許可書があるそうです。まだ大切に残されていると思います。何かの機会に見せてもらいたいですね)。すごいですよねー。




そして彼はお菓子の「モンブラン」に出会うわけです。モンブランは店内でまたは家庭で食べるもの。持ち帰りができないスイーツだったんですが、これを持ち帰れないかと思ったのが日本のモンブラン誕生のきっかけです。日本に帰り、スポンジなどを使って持ち帰られる形へと試行錯誤を繰り返し、フランス・イタリア産の栗ではなく、日本の栗を使って生み出したのが、皆さんが思い浮かべる「モンブラン」なんですって。

甘露煮を使った日本のモンブランが生まれたのは昭和8(1933)年のこと。もうすぐ創業90年なんですね。現在は迫田一億(かずお)さんは3代目。2代目はどんなお名前なのか、とても気になるところですね。たぶん、億の字は使われているのではないかと推察します。

モンブランについて調べていたら、ボクと同じ苗字の迫田さんが日本のモンブランを生み出したということが分かったことが何よりも驚きでした。とくに血縁とかではないと思いますが、もしかしたら遡れば血のつながりがあるかもしれませんね。なんといっても、ボクはモンブランが好き。なにかDNA的なものがあるのかもしれませんね。

モンブランについて詳しくはこちらをご覧ください。
MONT-BLANCモンブラン