はじめまして現代川柳

月に何度かおすすめの本を紹介していこうと思います。

今回は「はじめまして現代川柳」です。

コロナ禍になってから我が家(しいて言えば私だけ?)では書籍のジャケット買いが流行っています。表紙と帯のみで書籍を買う。ポップがあるものは買わない。開いた瞬間に購入決定というルールを勝手に決めてドキドキしながら本を選んでいます。限られた情報で本を判断していくのは刺激的です。ほら、マスクをしている人がちょっときれいだったり、カッコよく見えてしまうように「過大評価」してしまうこともありますし、何もひっからずに棚に戻す可能性だってある。もしかしたらその、いま、あなたが棚に戻した本を読めば、天からの啓示を受けて、未来にものすごいことが待っているかもしれないのに、何もひっからずに棚に戻してしまうことだって、たぶんある。

本を選ぶのは「流しそうめん」と一緒です。目の前に流れ着いたそうめんを箸でとるか、とろうとしたけれど逃すか。猪口に入っているので目の前のそうめんには目もくれないか。まぁ、そんなに盛り上がってもしょうがありませんが。

「はじめまして現代川柳」もジャケ買いで出会った1冊です。川柳は少し気になる存在だったのですが、どんな作者がいるのか、どんな作品があるのかもわからない状態。でも、このジャケットです。とてもとても気になりました。で、買ってみたんです。ものすごくよかった。だから皆さんにおすすめします。

1日一人の作家さんを読むのを続けています。たった1行に込められた情景がとてもいいです。ビジュアルがびやーっと目の前に広がります。はぁ、いいなぁ。そんなことを想いながらお酒をのむこともある。酒の肴にもなる1冊です。