下高井戸に上陸しました

みなさん、おはようございます。

世田谷は広い、そして魅力的な街っていっぱいあるなーと思う日々を過ごしてます。チトソシは千歳船橋と祖師ヶ谷大蔵の記事が中心でしたが、ちょこちょこっと配布エリアを拡大しています。先日は下高井戸に初上陸。

いや~、恥ずかしいことに世田谷区在住うんじゅうねんなのに、降りたことがなかったんですよ。世田谷線の終点、京王線との乗り換え。それを考えるだけで三軒茶屋くらいの規模があるんじゃない?と分かりそうなものなのに……ね。

豪徳寺で営業して、世田谷線に乗って2駅。そこは想像も絶するような巨大な商店街が広がっていました。たぶん、気持ちは岩倉具視氏がアメリカの地を始めて踏みしめたそれに近いのではないかと、勝手に盛り上がってしまいました。

で、でかい。そして長い商店街。日大があって、若者であふれる街なんですね。し、知らなかった、こんな世界がこんなにも近くにあったんなんて。

ワクワクしながら街散策です。あ~、まるで外国に来たみたい。ものすごく心躍ります。たこ焼きやさんがモダンなつくりだなーっていちいち感動したり(笑)。とりあえず日大方向を進んでみると、コンクリートの打ちっぱなしを全面に押し出した素敵な建物が見えてきました。ん?なに?区の施設?と門まで来ると…..なんと小学校。松沢小学校でした。モダンのひとことに尽きる校舎。入口にいる警備員と戯れる小学生。なんだ?この校舎と、警備員さんとのやり取りの、ギャップがあるんだけど、なんかステキって思わせる、ほほえましさ。すげー下高井戸!

スゲー、スゲー、楽しい。下高井戸。何で知らなかったんだー、何で来なかったんだorzと凹むこともなく、スキップして街散策は続きます。

駅まで戻ってみると、踏切向こうに素敵な建物が。そう下高井戸駅前市場です。レトローで、魚屋さんから聞こえる「ダミ声」が、深層心理をかき乱します。とくに魚を食べようと思っていなくても、ここから世田谷線に乗って帰ることすら忘れさせるその声に、思わず「じゃぁ、このマグロ一尾いただいちゃおうかしら?」って気になります。恐るべし、駅前市場。

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小田急線ってかなり踏切がなくなりましたよね。千歳船橋・祖師ヶ谷大蔵エリアでもかなりの数の「開かずの踏切」が存在して、いろんなドラマを生んだんだと思います。あの時、踏切が降りなければ、オレはあいつは結婚していただろうかとか、あのときに踏み切りを待つことになって、傘をさしてもらったんだとか(まったくの想像ですが、そんなストーリーって素敵ですよね)。

踏切フェチってわけではありませんが、踏切ってなんだか洗濯機の水流をずっと見ちゃうような不思議な魅力がありますよね。ちょっと時間ができた時に、音楽を聴きながらぼーっと見ていると、あの人は急いでるなぁ、なんであんなに走ってるだろう?とか、あー、あの人はどうにか踏切をすり抜けようとしてる危ないなーとか。ちっちゃな子が次に通る電車がどの種類の電車なのかあてっこしてるーとか。ふとした日常が見えたり、自分の過去のワンシーンがふと出てきたり。なんか好きなんですよね。

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踏切、巨大な商店街、市場。面白いなー、いいなこの街、なんて思いながら歩いているとちらほらと見かけるものが。八百屋さん、お肉屋さん、そして魚屋さん。昔ながらの商店が元気なんですよね。活気があるダミ声だったり、きらきらした女将さんがお客さんと話していたり。スーパーマーケットに行かなくっても、こういうお店で買物したいよねっていう魅力的なお店がちらちらしてました。あ~、インタビューしてみたい、って思っちゃったわけです。(インタビューはまた次回アップしますね)

そんなわけでチトソシの下高井戸初上陸は営業というよりも街散策を満喫しちゃったわけですが、いろいろなお店においてもらうことになって、充実感もあって、駅前で見かけたお肉屋さんで唐揚げとシソ巻き鶏チーズなるものを購入。ひとつ90円。ビールはどこで買えばいいのかな?って15時に本気で悩むほどにおいしい総菜でした。

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あ~、今日は何もすることがねーなーっていうときは下高井戸ッス。
オススメですよ。

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