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お知らせ
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604

KIRINさんの燻製

お知らせ, グルメ, 千歳船橋

2020年7月2日

電話番号/営業時間/定休日

千歳船橋にある燻製専門の居酒屋・KIRINさん。店に入るとスモーキーな香りに包まれます。そう、まるで自分が燻されたような気持ちに。 (さらに…)

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テイクアウト/にこみや三浦(コンビーフ・ゴルゴンゾーラ)

お知らせ, グルメ, 祖師ヶ谷大蔵

2020年6月30日

instagramをボーっと見ていたら、とてもきれいな写真が目に飛び込んできました。雑誌みたいな美しさで、ぐっと心をつかまれちゃったわけです。最近は動画、動画っていわれますけど、やっぱり写真の力はすごいなと痛感しました。だって、その写真を見るまでなんとも思わなかったのに、その料理を食べてみたいなと思ったんです。単純にね。

その写真をアップしたのは、祖師ヶ谷大蔵にあるレストラン「にこみや三浦」さん。テイクアウトは22:30まで受け取れます(電話で予約が必須。料理によってはないものもあるので、確認を)。っていうことは仕事場を出て、電話して、飲みにいって、帰りに取りに行くって神業もなせるわけです。仕事場を出て電話して、美容院によって、受け取りとかもできる。まぁ、途中どこにもよらなくてもいいんですけど、時短・効率が求められる現代社会ではいろんなことを挟み込んでいく「ミリフィーユ」状態になることが、リア充を生むご時世ですので、ちょっとそんなテイクアウトシーンを書いてみました。もちろん、「今日は料理するの疲れちゃった」と、電話して自転車で受け取りに行って、器に盛りつけて夕食として出す、ということだってもちろんオッケーでございます。

とにかく、22:30まで受け取れるということに小躍りした次第です。それで今回は4つほどテイクアウトしました。(本丸の「煮込み系」は次の記事で紹介します。焦らすというわけではございませんが、煮込むようにじっくりとお待ちいただければ幸いです)

今回はワインがエンドレスに飲めちゃう、魔法のおつまみ2種でございます。たぶん、好きな人なら1品で1本開いちゃうんじゃないかなーというくらいに美味。日本酒なら酒盗(しゅとう)、ワインならコンビーフとゴルゴンゾーラと格言でもいうくらいにベストマッチでございます。

コンビーフは「沼津あしたか牛のコンビーフ580円」。地元ではあしたか牛として愛される黒毛和牛で、平成12年には全国肉用牛枝肉共励会で最優秀賞を受賞している牛肉でございます。そのコンビーフ。箸で取り分けたのですが、まぁ、ほぐれやすい。食べてみると、くちどけがよくって、溶けていくような感じです。缶詰のコンビーフと比較するのもおこがましいですが、比較しちゃいますと、脂と肉質が絡まっています。分かれていないんです。ほら、缶詰だとココから脂で、ココから肉質だよと区分け去れている印象ですが、あしたか牛は肉を包み込むように脂が、肉に絡まっています。そう、洋服のように肉を包みこんでいるんです。パセリやブラックペッパーをあしらって食べるとまた肉の味が際立っておいしかったです。これには赤ワインですね。口にコンビーフを入れて少し脂を溶かしたところに、ワインを注ぐ。もう、たまらない組み合わせでございます。重めでも軽めでもどちらも合います。オールラウンダーです。

あしたか牛について(南駿農業協同組合)
http://www.ja-nansun.or.jp/asitaka/

手前にあるのが(奥から紹介しちゃいました、ごめんなさい)「ゴルゴンゾーラのムース640円」。ゴルゴンゾーラっておいしいのは夢のようにおいしいのですが、ちょっと安いのを食べるとボールペンを思い出させる、地獄の味わいでございます(私見ではないと思いますが、おいしくないゴルゴンゾーラの青かびはボールペン、それも青インクのような味がしてしょうがないのです)。もちろん、今回ご紹介するゴルゴンゾーラはおいしいやつで、ボールペンの「ボ」の字も出てきませんでした。ゴルゴンゾーラのコッテリとしたうまみが、口当たりから、のど越しまで続きます。口の中がこってり&まったりに包まれる幸せの時間。そこに、白ワインですね。酸味強めのシャルドネとかが合います(私は岡山県のワイナリー、domaine tettaの「2018 Les ChaMPs」を合わせました)。酸味をゴルゴンゾーラが抑えて、ワインのフレッシュな味わいが花開くと、ゴルゴンゾーラのうまみがふわっと追いかけてくる。こちらも、エンドレスでマリアージュしちゃいます。

domaine tetta
http://tetta.jp/

この2つの、言ってみれば前菜だけでワインを名一杯楽しんでしまって申し訳ないような気持ちになってしまいます。でも、いいですね。おいしいものをスプーンで少しづつすくいながら、ワインを楽しむ贅沢な時間。映画を見ながらワインを楽しんでいたら、ストーリーが頭に入らなくなるほどに、ワインにベストマッチでございます。

次回は煮込み系のご紹介です。こちらもめちゃくちゃにおいしかったなぁー。お楽しみに。

にこみや三浦さんのインスタはこちら
https://www.instagram.com/nikomiyamiura/

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剛毅(1)

お知らせ, グルメ, 祖師ヶ谷大蔵

2020年6月28日

こんにちは。

祖師ヶ谷大蔵のお好み焼きやさん、剛毅さんの調理シーンをお伝えします。


生地をのばしてキャベツにもやしをどっさりと。


ひっくり返して、しばし待つ。

麺が舞台(鉄板)に上がってきました。ゆで麺で湯気がほわぁ~と立ち上る♪

卵投入。剛毅さんではいつも「双子の卵」。

そのうえに、ポンとお好み焼きを乗せる(動きが早すぎて写真はぶれぶれ)。

ひっくり返して、ここから仕上げ。

まずはソースをぬりぬり。

次は青のり、こしょう。

完成。

ここから切り分け。早すぎてコテが映っていないカットも。

おしまい。

写真を選んでいるときに、唾を飲みこんじゃいました。
おいしいんですよねー。薫りも音ももちろん、お好み焼きも。

電話番号/営業時間/定休日/SNS

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436

レジ袋 有料化

お知らせ

2020年6月27日

日付が入っていないところはすでに有料になっています。
2020.6.27現在のデータです。

スーパーマーケット

オオゼキ

1枚4円

サミット

1枚5円(大)/3円(小)※7/1スタート

まいばすけっと

1枚5円(L)/2円(M)

小田急OX

1枚5円(LL)/3円(L・W)/10円(オードブル・寿司用)/10円(大型商品用袋・花や布団用)

業務スーパー

1枚5円(大)/3円(小) ※7/1スタート

成城石井

1枚3円(大きさ関係なく) ※7/1スタート


ドラッグストア

ココカラファイン

1枚10円(特大)/5円(L)/3円(M)

ウエルシア

1枚2円(中)/5円(特大)

クリエイト

1枚10円(特大)/5円(大)/1枚2円(小)

コスモス

1枚3円(大きさ関係なく) ※7/1スタート

サンドラッグ

1枚1円(小)/2円(中)/3円(大)/7円(特大) ※7/1スタート

トモズ

1枚2円(M)/4円(L)/10円(特大)

マツモトキヨシ

1枚3~10円(サイズ・透明or不透明により異なる)。500mlのペットボトルが5本入るLサイズは透明で5円、色付き(グレー)で6円。

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604

欣喜

お知らせ, グルメ, 祖師ヶ谷大蔵

2020年6月18日

電話番号/営業時間/定休日公式WEB、SNS

「お客さんと話をしながら、料理をしたかったんだよね。カウンターメインの店が自分の思い描いた最終形態だったんだ」というのは欣喜のオーナーシェフ・青木欣也さん。
(さらに…)

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625

いいじゃないか、最近の若者!

お知らせ

2020年6月1日

デリバリー注文が来るまでエンドロールの前でビラを配り、注文が入れば自転車で配達する。注文が来ない日は4時間くらい店前でビラを配る。配達料はいただかない。現金決済で料理代をお客さんから預かり、エンドロールに渡す。こんな非常にシンプルな方法で、エンドロールのデリバリーを5月12日~26日に行った「C・K・O・P(ちとふな経堂おいしいねプロジェクト)」の外山(とやま)さんに話を聞きました。

この3月に東京農大を卒業したという外山さん。コロナ禍(か)真っ只中で残念ながら卒業式は中止になったんだとか。専攻は国際農業開発。海外の農業を開発・サポートする研究で、海外青年協力隊の活動に近いところもあるそうです。彼は海外ではなく、日本の農家を巡ったそうです。将来、千歳船橋周辺で農業と飲食店やお客さんをつなぐ仕事をしたいと考えています。実家は静岡のミカン農家だそうです。

「(C・K・O・Pは)ボクを含めて3人で活動しています。そのひとりがエンドロールさんでアルバイトしていたことがキッカケでデリバリーをやらせていただくことになりました。」と外山さん。

※突然ですが、ここから対話形式になります。オレンジがワタシです。

そもそもデリバリーをやってほしいとお店から依頼があったんですか?

いえ、自分たちからです。いま、千歳船橋周辺で仕事をする準備をしているんです。地域の方々にお世話になるかもしれない、そんなことから何か手助けができればいいなと思っていました。それにアルバイトでUber Eatsもやっていたんです。新型コロナウイルスで大変なことになっているので、何かできたらいいなと始めました。

Uber Eatsをやられていたということですが、自分がやるからには「ここを変えよう」といったことはありますか?

いえ、とくにはありません。大げさに(大々的に)できると思っていませんでしたし、ちょっとでもできればいいなと思っていたので。自粛であまり外出したくない人もいますよね。そうゆう方々に届けられればと思って始めました。

やり方はいろいろあると思います。まずはSNSを立ち上げて、このエリアにお住まいの方ならこのレストランからデリバリーできますよと発信することもできますし、あとはビラを配るというやり方もあると思いますが、外山さんはどのように始めたんですか?

まずSNS(https://www.instagram.com/ckop20/)を立ち上げて、そのあとにエンドロールさんのインスタで取り上げてもらいました。そこからご注文いただいたのが多かったですね。あとはエンドロールさんの前でビラを配りました。

ビラにはどんなことを書いたんですか?エンドロールさん以外のお店も掲載していこうと思ったのですか?

はい。最初はデリバリーさせてもらえるお店を増やしていければと思ったのですが、あまり大きく広げられなかったので、結果としてはエンドロールさんだけのお名前を掲載するビラになりました。

1日何件くらいデリバリーに行ったんですか?

1日1件くらいです。7日間デリバリーをしたのですが、合計で6件お届けしました。

どんな方が多かったですか?

常連さんがほとんどです。外出したくない方や(通勤などで)千歳船橋駅まではいらっしゃるのですが、エンドロールさんまでは足を運ばずに翌日届けてほしいという方もいらっしゃいました。

やってみてどうでしたか?Uber Eatsは仕事としてデリバリーしますよね。でも、外山さんの活動はそういった経済活動とは違うというか。

6軒とはいえ、単純にやってよかったなと思いました。別にお金にしようとも思っていないし。地域のもの(料理)を届けることができて、喜んでもらってそれでよかったなと。

大変だったことってありませんか?例えば天気が悪かったとか。

天気は1日だけ小雨が降りましたけど、その日以外は天気がよかったですし。大変なこと、はなかったですね。無理のないように活動していましたので。

たとえばどういったところで無理のないように活動していたのですか。

デリバリーを担当させてもらう店舗さんを無理に増やすことはしませんでした。増やしたいなとは思っていたのですが。。。(いきなり増えると)準備や人の手配なども考えなくてはいけないので。まずは1店舗からと思っていました。

デリバリーを行っているなかで、こんなことをしたいと思ったことはありませんか?

時間がなかったので考えることしかできませんでしたが、東京農大が作っている製品をつけて一緒にデリバリーできればいいなと思いました。

デリバリーのエリアを限定していましたが、そこから大きく外れてオーダーが入ることはありませんでしたか?

はい、ありませんでした。世田谷通りを渡ってすぐ、というところはありましたが、そこも配達エリアに隣接している場所でした。

とても堅実ですね。これは東京農大の学生さんの特徴なのかもしれませんが、外山さんも堅実がイメージが強いです。(あくまでもイメージではありますが)ほかの大学ですと、お祭り気分になっちゃう学生がいたり、思い切りサービスを拡大して、立ち行かなくなり、いきなり倒れるケースだってある。

6件とおっしゃってましたが、これが60件とかになるとテンヤワンヤになったり、間に配送会社に入ってもらわなきゃとか大きく変わっていくことになりかねません。そうなるとメンバー間でも意見が合わなくなって来たりしてグチャグチャになったりします。外山さんと話をしていると、先を想像し、堅実に進めていく姿が見えます。

外山さんの活動をほかの農大生が見つけて、参加したい!と声がかかったことはありませんでしたか?

連絡はありませんでした。広がっていけば面白いのですが。。。それに、このコロナ騒動でほとんどの学生は帰省していたというのもあると思います。

デリバリーをする、ビラを配ってお客さんを募るなど新しい活動を始めるときはワクワクもすると思いますがドキドキもしますよね。イベント会場で説明スタッフをするなどの経験はありましたか?

はい。そのような仕事の経験はありました。エンドロールさんにいらっしゃったお客様にビラを渡すという感じでしたので、みなさんもらってくれました。道を通る人に、だれそれ構わず大々的にビラを渡すとエンドロールさんのご迷惑になるかもしれないので、確実にお客さまだとわかる方に渡していました。ですのでビラを渡すのも難しいこともなくできました。

1人目のデリバリーは外山さんが担当されたんですか?

はい。ボクでした。白ワインにあうごはんセットのようなものでした。

どんな方でしたか?

(想像するしかないので)あまりどのような方だったのかはわかりませんが、とてもよろこんでいただいたのを覚えてます(笑)。ありがとうございますと言っていただいた、うれしいな、と。

そういえば、一人目のお客様ではありませんでしたが、チョコレートをもらったことがあります。「これ、持っていきなよ」って渡されて、うれしかったですね。

———————-

それから、私は配送料について聞いていくのですが、「こんなご時世だから」と配送料をもらうことを考えなかったという彼の姿を見ていて、こんな若者がいるのねと驚いてしまいまいした。「時間もあったし」「喜んでもらえたから」と言葉は続きます。

自分の卒業式も中止になって、新社会人として動き出す時期にコロナに振り回されているのに、こんなステキな話が聞けるとは。これから社会を作っていく若者たちに脱帽しました。「最近の若者は」気を抜くと言ってしまいそうになります。理解できないことも多いからでしょう。でも、でもね。こんなステキな若者もいるんです。どうですか、今日ご紹介した最近の若者は。いいでしょ? ワクワクするでしょ?

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423

団子より花。

お知らせ

2020年5月29日

花って力をくれますよね。花屋さんに話を聞いて、改めて思いました。それに、花屋さんも花の持つ「力」のすごさに気が付いたようです。花ってスゲーなって。

千歳船橋と祖師ヶ谷大蔵、成城学園前にお店を持つ、グリーンマインドさんに話を聞きました。コロナでどんな変化があったのかって。「なんだかんだ花って嗜好品だと思っていたんですよ。なくても困らないし、生活が落ち着いたら、また買いに来てもらえるかなと思ってました」というのは、グリーンマインドのオーナー、佐藤さん。ところが、新型コロナウイルスが猛威を振るうようになって、まずお客さんが変わっていったそうです。

「この花をね、飾りながらお酒を飲むんだよ」というおじさまがいらしたり、活力剤を入れた切り花と入れない切り花、どちらが長持ちするか実験するの、という親子が訪れたりと。日ごろ見ないお客さんがいらっしゃるようになったそうです。それと花見の時期。桜がきれいに咲く時期は切り花がぱったりと売れなくなるそうです。そりゃ、そうですよね。桜がきれいなわけですよ。花見もするし、桜の元でお酒も飲む。春爛漫で、花より団子になっちゃうほどに、花が春の訪れを教えてくれる。帰りに花を買って帰ろうかって気分は、正直ゼロになります。

でも、今年は違いました。切り花の売り上げは止まるどころか、どんどん伸びていきました。家で花見をしたいと切り花を求めるお客さんが増えていったのです。自粛要請が出て、桜は満開なのに、花見も自粛。勝手な想像ですが、桜は「満開だけど?今年はどうしたの?」って人が集まらないことに、驚いて、そして「いじけた」と思います。なんで?!、なんで来ねーんだよ!って。

そんなことはないと思いますが、自粛しても春は感じたいし、それをネタにお酒だって飲みたいし。楽しみたいわけです。で、切り花が売れた。花より団子って言葉がありますけど、やっぱり花があってのことなんです。花がないと、団子だっておいしくない。団子だけあっても楽しくない。まずは花、だと。

ほら、この写真を見るとどうですか? 気持ちが上がりますよね。楽しい気分になる。こんな力を花は持っているんです。

お母さんに感謝する「母の日」もすごかったそうです。どうなるか予測が付かなかった佐藤さんは例年よりも2割ほど少なく花を仕入れました。開けてみると、開店してすぐにお客さんは訪れて、千歳船橋店は午前中で終売(実に2時間くらいで終売です)。カーネーションといった母の日ならではのもの以外に、切り花も鉢物も、店にある花という花が売れたそうです。こんなときだからこそ、感謝の気持ちを形にしたいと思ったんでしょうね。贈ることで自分もうれしくなるし、相手にも喜んでもらえる。コロナだからこそ、例年よりも盛り上がったんでしょうね。

緊急事態宣言が解除されたとはいえ、まだまだ試行錯誤が続きます。あー!飲みに行きたい!あー旅行に行きたい!と少し前にできた「当たり前」のことができないフラストレーションが溜まっていきます。イライラすることもある。そんなイライラをスポーツで発散するのもいいですけれど、ちょっとしたブーケを買って家に飾るのもおおすすめです。想像以上にすごい、花の力。あなたもこの機会に、体験してみませんか?

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コロナだけど、いい話(千歳船橋・久弥 その③)

info, お知らせ

2020年5月24日

こんにちは、チトソシです。

コロナが猛威を振るようになって、緊急事態宣言が出て、状況は刻一刻と変わっていきました。これからも動いていくでしょう。どうなるかわからない。ふと気を抜けば「不安」を漏らしてしまいそうになります、よね。でも、美弥さんはキラキラした目をして言うんです。

「これからも何ができるかワクワクしてるんですよ」って。

税務署を訪れたときのこと。天井からリングを使ってうまく防護フィルムがつるされていて、係員と対面で座るのに飛沫拡散を防止していたそうです。

「これは店でも使えるんじゃないか」とご夫婦で資料のために写真を撮りまくる(笑)。このバイタリティなんですよ、いいものを取り入れていくこと、そして進化させていくこと。たぶん、店内営業が再開されたときには、リングを使った防護フィルムが天井からつるされていると思います。税務署のそれを改良した、安心して店内で食事できる環境が整えられているような、気がします。

アイデアを取り入れて、改善すること。先日紹介したテイクアウトMAPも同じように、どこかの商店街でMAPを作っていたのを見つけたそうです。「これだ!」と動き始めたものでした。それに加え、久弥さんではお店を支えてもらうために、お客さんに食事チケットを購入するシステムも作っていました。

一般的には食事チケットなどで飲食店を応援する場合、クラウドファンディングを使うことが多いのですが、久弥さんでは「手数料を取られるのがイヤで。お客さまからお預かりしたお金は満額返したかった」ため、独自のシステムを作りました。システムといってもそんな大層なものではなく、誰でもできる方法を思いつきます。

それは、お客さんからメールをもらい、銀行振込をしてもらうこと。クレジットカード決済もしない。同じ銀行の場合は振込手数料もかからない。ふと、ボクは思いました。クラウトファンディングは「助けよう」と思う人の気持ちを逃さないために、決済しやすくしているんですよね。「なんだ、クレジットカードが使えないのか、paypayが使えないのか、じゃあ辞めた」という人を一人でも逃したくない。そのために心が動いた人が離れる前に決済してしまいたいと、いろいろなものを用意している。

でも、久弥さんのシステムは違います。メールを送った人は多少の面倒なことがあったとしても久弥さんの力になりたいと思っています。銀行振込?じゃあ、辞めた、とならないでしょうね。現金書留でもかなりの支援があったのではないかな、と思います。大切なのは日ごろから、いかにお客さんと楽しい時間を過ごしていたかということに尽きるんでしょうね。久弥さんの話を聞いて、クラウドファンディングという形が変わるのではないかな、と思います。

久弥さんは食事チケットを購入していただいてかなり助けてもらいましたといいます。家賃と人件費くらいはカバーできた、とても助かったと。どんな形でお返ししようか、考えるだけでも楽しみ、とも。

こんなときだからと、好きなものを売ろうと販売をスタートしたものがあります。「タピオカミルクティー」です。美弥さんはかなりのタピオカファンで、材料を買ってきて店内で作りお客さんに振る舞うほどに好き。こんなに美味しいんだから、お客さんも喜んでくれるはずと販売を始めます。

「ただ、これがね、全然売れないの(笑)」

あっけらかんと笑いながら、失敗を話せること。いいなぁ、久弥さんのトライアンドエラー。そうそう、この感じが人生には大切ですよね、やってみてうまく行かなかったら変えてみればいい。とりあえず、やってみよう!という考え。心に刻みつけたい哲学ですね。

このタピオカミルクティーは現在も販売中です。タピオカ好きな方はぜひ、テイクアウトのときに合わせてご購入を(食事チケットも行っています、詳細はお店にご確認ください)。

どうでしたか?久弥さんの話。笑いながら、ちょっと涙ぐみながら話を伺わせていただきました。千歳船橋と祖師ヶ谷大蔵でステキな話を見つけて、みなさんにご紹介します。うちも取材して、ボク・ワタシの話を聞いてなど、どしどし募集中です。お気軽にご連絡くださいませ。

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コロナだけど、いい話(千歳船橋・久弥/その②)

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2020年5月23日

こんにちは、チトソシです。

最前線でコロナと戦っている医療従事者の方々、いつもありがとうございます。私達にできることは、感謝の気持ちを伝えることと、不要不急の外出を避けることしかありません。

感謝の気持ちを表す方法はいろいろとあります。手紙を書くことや贈り物をするというのもそのひとつ。久弥さんは医療従事者の方々へ感謝の気持ちを「生ビール」で表しました。医療従事者ですと声をかけてくれたら「生ビール1杯を無料でサービスする」というものです。

コロナと戦った帰りに、1杯の生ビールでのどを潤してほしい。そんな気持ちからだったといいます。季節に関係なく、汗をかいたあとや緊張したあと、の生ビールは格別です。驚くほどのうまさです。皆さんも覚えがありますよね。その生ビールを無料で提供してもらえる、想像しただけでも、「明日も頑張ろう!」って明日への活力にしてくれそうですよね。飲食店っぽくてステキすぎるアイデアです。

久弥さんは、もともと何かの形で医療従事者の方へお礼がしたかったといいます。お弁当を病院に配るというニュースを知るのですが、自分たちにはそこまでは資金もマンパワーもないと歯がゆい気持ちになっていたといいます。お弁当ではない、何か他の形で感謝を伝えられないか、と考え続けていたそうです。

ある日の夜。夜の営業終了後、片づけをしていると、一人の女性が久弥さんを訪ねたそうです。

「生ビール、一杯飲めませんか?」と。

その日は緊急事態宣言が出されたあとで、酒類の提供は19時まででした。女性が訪れたのは20時を過ぎていたため、まことに申し訳ないけれど、お断りさせてもらったそうです。

翌日、ラジオをつけると、緊急事態宣言が終わったら何したい?という質問に、アナウンサーが「生ビールが飲みたーーーーい!」といったそうです。昨日の女性のことと、アナウンサーの声がつながって、「!」とスイッチが入ったそうです。「医療従事者の方へ無料で生ビール1杯サービス」が生まれた瞬間です。

20時過ぎに声をかけてくれた女性は医療従事者であったかはわかりません。でも、もしそうであったなら、疲れて帰ってきて、店の光を見つけて、生ビールだけでも飲ませてくれないかと勇気を出して声をかけたかもしれない。申し訳なかったなと、美弥さんはいいます。

「今までで10人くらいの方に生ビールを飲んでいただきました。皆さん、おいしい!って言ってくれて、こちらもうれしい」と彼女はいいます。

でも、と続けます。

医療従事者の方によっては「医療従事者です」とは言いずらいといいます。ニュースにもなっていますが、コロナに対峙しているとか、医療従事者ということで、差別が生まれていることを、医療従事者の彼らは気にしているのです。学童や保育園を利用している親が医療従事者であることがわかると、彼らに利用を控えてくれないかと他の親から心無い声があがる。。。そんな「心無い差別」を起こしてしまうのではないかという危惧があるといいます。

ステキなサービスを久弥さんがやっているけれど、他の医療従事者にこの話を広めてもいいのか、と話す医療従事者の方もいらっしゃるんだとか。たぶん、久弥さんへの風評被害を気にした言葉だと思うのですが、美弥さんはいいます。

「そんなの関係ない、たくさんの医療従事者の方々においしい生ビールを飲んでほしい」と。彼らが頑張っているから、今がある。どんどん、他の医療従事者の方に「久弥さんで、生ビールが飲めるよ!」と広げて欲しいと言います。

1杯の生ビールが彼らの活力になってくれる、ステキな企画です。この素晴らしいビールでの感謝、千歳船橋や祖師ヶ谷大蔵だけでなく、日本中で広がるといいですね。

(チトビアが開催できたときは、医療従事者の方へ1杯無料サービスをやろうと思います)

最終回の明日はこれからも「何か」を始めようとする久弥さんを紹介いたします。お楽しみに。

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コロナだけど、いい話(千歳船橋・久弥/その①)

info, お知らせ

2020年5月22日

こんにちは。チトソシです。

新型コロナウィルスの感染拡大で飲食店は売り上げが激減、テイクアウトで頑張っているという話をよく耳にします。飲食店さん以外のお店もそうですし、お仕事されている皆さんだって大変なのはよくわかっています。でも、大変ななか、新しい出会いがあったり、ステキなエピソードがあったりするのではないか。緊急事態宣言が解除されそうな5月中旬に、そんなテーマで取材を始めました。

コロナが収束すれば(終息ではなくてですね)、新しい形で社会は動き出し、たぶん今の大変な状況は忘れられてしまう。皆さんが忘れてしまうのは幸せなことではあるのですが、ステキな話をひとつでも残しておきたい、そんな記録でもあります。

1本目は千歳船橋の和食店、「久弥」さんです。

一番印象的だったのは30分のインタビュー後に、隣の部屋を覗いたときのこと。お弁当の梱包材が客席テーブルの上にうずたかく積み上げられていました。電気はつけられず、少し前まではお客さんで賑わっていた場所。ここに再び電気がつけられてお客さんで賑わう日はもう少し先なのだろうか・・・と思っていると、奥様の美弥さんが

「あれ見える? ヨガマット」と言うんです。運動不足だからここでヨガやって、ほら、このテーブルで事務作業をしてるの、と。

グレーのクッションに、ピンクのヨガマット。客席をデスクにしてプリンターなどが乗せられて、ここで給付金などの書類作成をしているといいます。弁当箱に、ヨガマットに、事務作業をする机。

みなさんは1冊の絵本をご存じですか? ある日、おばあさんは丘の上から見る夕日が素晴らしいことに気が付きます。そうだ、今日はイスをもっていって紅茶を飲みながら沈む太陽を眺めようと思いつくのです。それがあまりにも気持ちよかったので、次の日はテーブルを、その次の日は紅茶セットをもっていきます。丘の頂上まではなだらかとはいえ坂がある。でも、気持ちいい夕景を楽しむために、おばあさんは一生懸命荷物を丘の上まで持っていきます。大変そうではなく、楽しそうにえっちら、おっちらと持っていくのです。次第に大きなものを家から持っていくようになります。本棚、ついにはベッドをと、家にあるものをどんどん運んでいきます。

家にある家財道具をほとんど丘の上に運んだある日、雨が降ってくるのです。困ったおばあさんは家に倉庫にあった大きなシートを思い出し、それですべてを覆ってしまうのです。まるでテントのように。おばあさんはランタンで灯しながら、本を読むシーンが最後だったような気がします。

子どもながらに、なんてステキな話なんだろうと思ったのを覚えています。久弥さんの部屋を見て、その絵本を思い出しました。まさに、おばあさんがやっていたような、ワクワクとする空間になっていました。
(多くの方にご連絡をいただきました、ありがとうございます! 絵本の題名は『いそがしいよる』福音館書店、でした。重ねてお礼申し上げます。上記ストーリーはい少し絵本と異なるところがございます。ワタシの愛嬌だとお許しください。)

秘密基地みたいですね。とワタシがいうと美弥さんは

「そうなのよ! もう楽しすぎて、前の生活に戻れるか心配なの」と話してくれました。エネルギーに満ちた、久弥のおかみさんです。

久弥さんは現在、テイクアウト専門で営業しています。3・4月の歓送迎会がすべてキャンセルになり、アルバイトさんが通う大学が休校になり、そして、コロナが猛威を奮っていきました。4月頭に店内営業をストップして、テイクアウト専門へと踏み切ります。

電車に乗ってアルバイトに来てくれる子がいて、その子を危険に晒すわけにはいかなかった、といいます。すべてのアルバイトの子にお休みをしてもらって、旦那さんの久さんと、美弥さんのふたりでできることを始めようと動き出したそうです。

久弥さんはかつてデリバリーやお弁当をやっていた経験があり、そのときに撮影した写真を使ってチラシを作り、すぐに態勢を整えていきます。「思いついたらやらなきゃ気が済まないたちで」と美弥さんはいいます。それにしても、新しいことへ挑戦するスピードがものすごく速い。

久弥さんがある通りは飲食店が軒を連ねる千歳船橋でも有名な飲み屋通りです。ここにくれば何か美味しい料理が食べられる、そんな通り。だから、この通りを中心に、デリバリーMAPがあったらお客さんもお店もうれしいだろうと彼女はMAPを制作して、印刷し、配り始めます。ひとりで周りのお店に声をかけて、2日程で制作しちゃいます。

「(わたしのことを)おせっかいって思う人もいるだろうけれど、気にしないようにしてる」と彼女はいいます。そうなんです。何かを始めるとときどき、心無い言葉が飛び込んでくることもあります。100人がいてすべての人が喜ぶことをするのは正直、不可能です。でも、喜んでくれる人が一人でもいる、そんなステキなことを立ち上げたり、続けたりする場合、たった一人の心無い声に心が折れてしまい、止めてしまうという悲劇は、世の中には星の数ほどあるんです。大切なのはその声を気にしないこと、なんですよね。改めて心に染みた一言でした。

美弥さんが始めた「おせっかいかもしれないけれど・・・」というステキなことはたくさんあります。なかでもとくに話を聞いてみたかったのが医療従事者の方への生ビールサービスです。それを明日ご紹介しますね。

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