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団子より花。

花って力をくれますよね。花屋さんに話を聞いて、改めて思いました。それに、花屋さんも花の持つ「力」のすごさに気が付いたようです。花ってスゲーなって。

千歳船橋と祖師ヶ谷大蔵、成城学園前にお店を持つ、グリーンマインドさんに話を聞きました。コロナでどんな変化があったのかって。「なんだかんだ花って嗜好品だと思っていたんですよ。なくても困らないし、生活が落ち着いたら、また買いに来てもらえるかなと思ってました」というのは、グリーンマインドのオーナー、佐藤さん。ところが、新型コロナウイルスが猛威を振るうようになって、まずお客さんが変わっていったそうです。

「この花をね、飾りながらお酒を飲むんだよ」というおじさまがいらしたり、活力剤を入れた切り花と入れない切り花、どちらが長持ちするか実験するの、という親子が訪れたりと。日ごろ見ないお客さんがいらっしゃるようになったそうです。それと花見の時期。桜がきれいに咲く時期は切り花がぱったりと売れなくなるそうです。そりゃ、そうですよね。桜がきれいなわけですよ。花見もするし、桜の元でお酒も飲む。春爛漫で、花より団子になっちゃうほどに、花が春の訪れを教えてくれる。帰りに花を買って帰ろうかって気分は、正直ゼロになります。

でも、今年は違いました。切り花の売り上げは止まるどころか、どんどん伸びていきました。家で花見をしたいと切り花を求めるお客さんが増えていったのです。自粛要請が出て、桜は満開なのに、花見も自粛。勝手な想像ですが、桜は「満開だけど?今年はどうしたの?」って人が集まらないことに、驚いて、そして「いじけた」と思います。なんで?!、なんで来ねーんだよ!って。

そんなことはないと思いますが、自粛しても春は感じたいし、それをネタにお酒だって飲みたいし。楽しみたいわけです。で、切り花が売れた。花より団子って言葉がありますけど、やっぱり花があってのことなんです。花がないと、団子だっておいしくない。団子だけあっても楽しくない。まずは花、だと。

ほら、この写真を見るとどうですか? 気持ちが上がりますよね。楽しい気分になる。こんな力を花は持っているんです。

お母さんに感謝する「母の日」もすごかったそうです。どうなるか予測が付かなかった佐藤さんは例年よりも2割ほど少なく花を仕入れました。開けてみると、開店してすぐにお客さんは訪れて、千歳船橋店は午前中で終売(実に2時間くらいで終売です)。カーネーションといった母の日ならではのもの以外に、切り花も鉢物も、店にある花という花が売れたそうです。こんなときだからこそ、感謝の気持ちを形にしたいと思ったんでしょうね。贈ることで自分もうれしくなるし、相手にも喜んでもらえる。コロナだからこそ、例年よりも盛り上がったんでしょうね。

緊急事態宣言が解除されたとはいえ、まだまだ試行錯誤が続きます。あー!飲みに行きたい!あー旅行に行きたい!と少し前にできた「当たり前」のことができないフラストレーションが溜まっていきます。イライラすることもある。そんなイライラをスポーツで発散するのもいいですけれど、ちょっとしたブーケを買って家に飾るのもおおすすめです。想像以上にすごい、花の力。あなたもこの機会に、体験してみませんか?

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