相談①

保険って深いんですよ、ご存知ですか? どれとどれを組み合わせるとお得とか、どれとどれは実は同じ保険なので一緒にかけても無駄なんじゃないか?とか。ほんと難しい。

そんな保険の難しさをひとつでも紐解けたらと思ってスタートした企画。前回はついに読者の方から質問が来た!という話でした(詳しくはこちら)。ちなみにどんな質問だったかというと……。

子どもがいる共働き夫婦。生命保険と医療保険どちらも入りたいけれど、
まずはどちらを優先すべき?

というもの。

で、これがお兄さんの回答です。

死亡保障(生命保険)と医療保険は両方入っておくのがベストです。目的が違うから両方入っておくことに越したことはありません。ただ、どちらかしか入らないのであれば、死亡保障ですね。それはもしものときのリスクが計り知れないほどに亡くなった場合が大きいというが言えます。亡くなったあと、残されたパートナーとお子様の生活費・養育費などをカバーしていってくれるというのは安心ですしね。

最近CMなどで見かける医療保険の「給与保証」ってありますよね。そのあと不幸にも亡くなってしまった場合、死亡保障も付いている保険ってないんですか?

あることはあります。給与保証とよばれるものは一般的に、医療保険の特約として付いていることが多いもので、一時金を生活費にあててくださいというものですね。医療保障に死亡保障を付けたもの、死亡保障に医療保障をつけたものもありますが、ばらばらにかけるのが私はいいと思います。それは医療保険の進化がひとつあげられますね。3年前に大幅な見直しがありまして、保証される手術の種類が大きく増えました。80種くらいだったのが1000種類もカバーされるようになったんです。ね?ものすごい変化ですよね。

先日、医療保険を10年ぶりに見直したお客様がいらして、保証内容もかなり変わっているのですが保険料も安くなったです(一般的に年齢が高くなると医療保険料は高くなる傾向があります)。補償内容も変わっているうえに、保険料もかなり見直されています。だからというわけではありませんが、医療保障は定期的に見直しがおすすめです。

だから死亡保障と医療保障はばらばらにかけたほうがいいと思います。セットになっていると、医療保障だけを見直したいのに、死亡保障の条件・料金まで変わってしまう、ということが起こりえます。

そうなんですね~。死亡保障と医療保障。進化を続ける医療保障、もうちょっと突っ込んで話を聞いてみたくなりました。

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