栗入りって謳っている和菓子って多いですよね。期待して食べるけれど、申し訳なさそうにしか栗が入っていない・・・・・ってこと、ありますよね。
私はいつもそんな栗菓子に合うたびに、巷にあふれる松茸ご飯を思い出してしまいます。食べ終わって感じること、それは満足感でもなく、幸福な気持ちでもなく、日本ならではの「建前と本音」だったりします。
栗が全然入っていない和菓子の悲しさ、寂しさは大人社会の世知辛さをなんだか感じさせられているような気になってしまいます。その肌寒さは、そう冬の寂しさに似ているのかもしれません。
で・も。「こみち」はあなたのそんな気持ちを裏切らないんです（笑）。
割ってみるとこんな栗がゴロゴロと入ってます。大納言の間に栗が申し訳なさそうに入っている、というよりも栗の中に申し訳なさそうに大納言が入っていると申しますか。
一口食べれば必ずと言っていいほど、栗と巡り会います。栗入りを確認するのに、何口も食べる必要はありません。栗を最後の一口に取っておくほどに、少ししか入っていないわけでもありません。食べ終わると、「今日はもう栗は要らないな」と思うほどの満足感。
栗入り和菓子って本当はこうあるべきだよ、そんなことを思わせてくれる逸品です。
売ってるのはこちらです
千歳虎屋
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[su_tab title=”電話番号／営業時間／定休日”] [su_animate type=”fadeInUp”] 03-3420-6221
9:00～20:00
月2回不定火曜休み
http://www.chitosetoraya.com/pc/ [/su_animate] [/su_tab]
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