砧公園ってもうすぐ80年なのね

まさに秋晴れですね。コロナの影響が多大にあって、近場で、ほかの人との距離が取れて、と考えることは皆さん一緒ですね。この連休最終日に訪れたらものすごい人でした。駐車場は満車ではありませんでしたがかなりの混雑だそうで、「お帰りに時間がかかることが予想されますので、余裕をもってお帰り下さい」と何度となくアナウンスをしていました。迷子のアナウンスもあるほどに、皆さん秋の心地よい時間を楽しみに足を運んでいたようですね。

気持ちいいしね。寝っ転がりながら音楽を聴いたり、本を読んだり。そんな素敵な時間を過ごすことができます。

寝っ転がりながらふと思ったわけです。ここってどのくらい広いんだろうって。

広さ39.1ha(1ヘクタール=100m×100m=10,000㎡です)で、東京ドームは4.7haなので8.5個分入る計算です。よくわからないけれど、広そうですね。

次は歴史って?って思ったわけです。

昭和15(1940)年に、東京府(のちの東京都)が1か所約100haの大緑地を6カ所作るんです。砧のほか、神代、小金井、舎人、水元、篠崎。それぞれ公園と名前がついて現在残っています。この地が拓かれるキッカケになったことからもうすぐ80年なんですね。

開園当初はレクレーション施設として始まりますが、太平洋戦争へと入っていくと軍事訓練場と畑として食料を作る場所として役割を変えていきます。

戦後はレクレーション施設として、野球場とキャンプ場へと生まれ変わり、公営のゴルフ場「砧ゴルフ場」を経て現在の姿になっています。ファミリーパークの場所がゴルフ場だったそうです。いわれてみれば何となくゴルフ場っぽい感じもありますね。

ゴルフ場を閉鎖して、砧ファミリーパークとして公園となったときは夜間利用は禁止させたそうです。1970年代、砧公園は暴走族の集合場所として有名だったとか。そういえば、最近も砧公園近くで暴走族の「ブンブブ、ブンブブ」という音が鳴り響くときがありますね。もしかしたら暴走族の脈々と伝わる「掟」みたいのが現在も大切にしてあり、世田谷に入るときはまずは砧公園に挨拶すべし、と伝承されているのかもしれませんね。

いやー、それにしても気持ちいい。シートを持っていって寝っ転がってみませんか?ものすごく気持ちいいですよ♪

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