明子ママの「私の負けず嫌いは、高校のソフトボール部の時からかな」という言葉が、印象に残った初取材。オートクチュールのスーツにビシッと身を包み、小柄でかわいらしいのに、貫禄もあって。明子ママ、カッコイイ!!
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[su_tab title=”電話番号／営業時間／定休日”] [su_animate type=”fadeInUp”] 03-3439-8577
19:00～深夜
無休[/su_animate] [/su_tab]
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店先の看板には「3000円セット！ カラオケ歌い放題＋お酒2杯＋お料理（前菜3点盛り・焼きそばor焼うどん）＋フルーツ」しかも、3人以上でボトル1本サービスって！ うそやん!! こんなに明朗会計でお得なスナック、聞いたことがない！
親戚に勧められるまま、未経験から始めたお店。やるからには負けたくない！と、破格のセット料金でスタートしたものの……当時、周りのお店は、席に座れば5000円、ボトルを入れれば1万円の世界。若き革命児に対する風当たりは厳しかったとか。
そんな荒波に揉まれてきたママに会いに来るお客さんの中には、社長さんなど人の上に立つ人も多い。でも、地位や年齢なんて関係なく、ママは率直な意見をサラッと言ってくれるんだろうな。
そして、さっきから気になっていた、カウンター内の和服姿の妖艶な女性。なんと、ソフトボール部でキャッチャーだったママと、バッテリーを組んでいたピッチャーで、「半世紀にもなる大親友よ！」って。いいなぁ、そういう関係！
お店を後にする時、ママと握手を交わした。その手は完全に体育会系で、人差し指が少し曲がっていた。部活中に複雑骨折をした跡だとか。指は曲がれど、歩む道はまっしぐら……そんなママに、あなたも会いたくなったでしょ？
(文／ヴェイラ)
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