皆川珈琲

[su_tabs]
[su_tab title=”電話番号/営業時間/定休日”] [su_animate type=”fadeInUp”] なし
12:00~19:00
水休[/su_animate] [/su_tab]
[/su_tabs]

「自分でやるのが好きなんです」
「旅も好きで。ニュージーラントが好きですね」
「この壁も自分で塗ったんですよ」

 そんな話をしていると、隣のお店からペットボトルに入った氷の差し入れ。

 壊れているわけじゃないんですけど、エアコンの存在感が薄くって。とくに焙煎していると焼け石に水って感じで、エアコンをかけても全然涼しくならないんです。だから、ほとんど使わなくなっちゃいました。おじさんが毎日差し入れてくれるのがホントにうれしいんですよ。

 取材当時は開店してもうすぐ3ヶ月の頃。それなのにもうこの街に溶け込んでいる店長の皆川さん。と、ここまで書いておいてアレですが、打ち解けるのに時間なんかホントは関係ないんですよね。そのことに改めて気づかされました。

 珈琲豆って夏に売れないって話だったんですけど、常連さんがいらっしゃるからかなぁ、予想したほど落ち込んでないんですと話す皆川さん。深煎りにこだわった豆のラインナップや可愛らしいお店内装。夏の売り上げを支えているのはそれだけじゃなく、彼女の人柄も大きいんでしょうね。

皆川さんにとって、珈琲は幼いころから身近な存在だったそうです。

 「もう、生活の一部でしたね、朝食になると母親が珈琲を淹れてました。だからかなぁ、昔から焙煎に興味があって。たまたま府中にある自家焙煎珈琲豆店で働くことができて、そこで3年みっちり勉強しました」

 今でこそ、焙煎教室が多く開催されていますが、当時は豆の焙煎がまだまだ一般的でなかったころ。働かせてもらえても焙煎をさせてくれるお店はほんとに少なくって….。と、当時の苦労を語ってくれました。

 深煎りにこだわっているのは自分も深煎りが好きだから。フレンチローストを中心にいろいろな種類の深煎り豆が店頭に並びます。皆川珈琲は豆の販売だけでイートインはできないんですが、可愛らしいカップで試飲ができます。皆川さんが焼き上げたという磁器の可愛らしいカップ。彼女が「この子達」と愛してやまない絶品の深煎り豆を買いにいらっしゃいませんか?

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

目次
閉じる