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蕎麦屋
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さか本@祖師ヶ谷大蔵

お知らせ, グルメ, 祖師ヶ谷大蔵

2020年9月17日

写真は「かつ丼と冷たい蕎麦」のセット1300円(税込)。祖師ヶ谷大蔵の町蕎麦ではNo.1です。町中華みたいに勝手に作った造語ですけど、ほっとできて、「そうそうこれこれ!」って想像できる味で楽しませてくれる、町にはなくてはならない蕎麦屋さんです。

おやじさんがこだわるあまり、客に緊張を強いる頑固おやじの蕎麦屋でもなく、「まずは何もつけずにそのまま食べてほしい」という格式がスカイツリーみたいに高い蕎麦屋でもなく。昼間からお酒を飲むのも当たり前だし、常連さんになると席も決まっていたり、注文しなくても決まったものが自動的に出てくる、そんな蕎麦屋さんです。

かといって味は普通ってこともなくって、おいしくて。ああ、いいなぁ、って心の底から思うお店です。

何がいいって、それはサービスです。注文を決めた時に顔を上げた瞬間に目が合って、「はーい!」って声が上がって、テーブルまで来てくれる。大きな声ではないのに、聞き返す必要がない澄んだ声で注文を繰り返してくれる。もう、このあたりからいいお店って思います。注文して待っているとお客さんが来るんですけど、満席で。ちょっと待っていてくださいというのも、嫌みがないというか。そう、わかった、ここに座って待ってるね、と自然に返せる、表面がすべすべした言葉をかけてくれるんです。そう、スナックで聞き上手なママさんと話しているような心地よさに包まれます。

お酒を注文した人がいたんですけど、そのときもよかったなぁ。昼から飲むのが後ろめたかったのか厨房近くまで足を運んで小声で注文してたんです。でお姉さんは確認したあとに、厨房に向かって大声で「ハイボール1つ!」とこれまた済んだ声で注文を通すわけで。

ほのぼのとした空気というか、昼から飲むのはいいじゃん、オレも飲もうかな?って思うほどに、心地いい空気が流れていました。注文した人は微笑みながら、席に着いていたし、店全体も「昼からハイボールか、いいなぁ。ワタシも飲んじゃおうかなー」っていういい空気に包まれていましたね。町の酒場というか、後ろめたさなどみじんもない、お祭りの裏表のない楽しさというか。

お冷を注いでくれるタイミングも最高で、7割くらいなくなると「入れます?」ときます。教育もいいんだろうけど、人柄もいいんだろうなということがにじみ出てて。すごいなーと感動しまくりです。(タイミングとか言葉の使い方とかはセンスなんです。ある程度は指導でもなんとかなりますが、滑らかさまで出せるのはその人が持っているものなんだと思います。だからすごいなーと)

いいお店だなー。今度は本をもって昼から飲みに行こうっと。

〆はもちろん冷たいお蕎麦で。

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