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[su_tab title=”電話番号/営業時間/定休日”] [su_animate type=”fadeInUp”] 03-3483-7822
17:30~22:30LO
無休[/su_animate] [/su_tab]
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 「このお店に来て良かったと思って頂きたいんです。」店の外を彩る植栽、そして料理で四季の移ろいを感じてほしいと石橋さんが手がける料理と、武田さんが選んだワインで素敵な時間を過ごせるレストランです。

 武田さんは大学生のころにアルバイトで働き始め、今では石橋さんが「彼女なしではこの店は成り立ちませんよ」という信頼を寄せる彼の片腕です。どうしてこの店で働くことにしたんですか?と伺うとちょっと考えて彼女は「ほんと偶然なんですよね」と答えてくれました。店の外に張り出されていたアルバイト募集の紙。それを見て、お店で食事をしたこともなく、応募して今に至る。人生って不思議な巡り合わせがありますよね。
 そんなふとした巡り合わせで働き始めた武田さんはワインのサービスをしているときにふと思うことがありました。それは「自分の言葉でワインを説明してみたい」ということ。ワインを買ったお店だったり、ウェブサイトに書かれているような受け売りは誰でもできるけれど、自分というフィルターを通して、自分が選んだ言葉を使いたい、そう思ったんだそうです。そして彼女は石橋さんに「ワイン教室に通いたい」と申し出ます。本業を疎かにしないならと一年間教室に通い、彼女は一発でソムリエの資格を取得しました。
 
 「このワイン、全部自分が決めているですよ」とワインリストを開きながら、嬉しそうに話す武田さん。ワインのサービスで一番楽しい瞬間は「妄想している」ときだとか。この人はどんな気持ちなんだろう、どんなワインを飲んだら幸せな顔になってくれるんだろう。そんなことを考える瞬間がとても楽しいといいます。お休みにはいろいろなお店を巡ってはサービスを盗む日々で、まだまだ勉強は足りないといいます。この店で働き始めた頃は一滴もお酒が飲めなかった彼女は、今ではその道を研ぎ澄ましていきたいと思うほどにワインの虜になっています。
 「『親子?』とよく聞かれるんですが違うんです。」と口を尖らせながら、武田さんはいいます(笑)。話を伺っていると、ふたりの関係は親子というよりも、料理とワインの関係に似てるんだなと思いました。二人のマリアージュ、これからも目が離せませんよ。

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