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Story2 – Lazy Bar Nowhere

高校生と中学生の息子をもつママ
ヴェイラがチトソシエリアの気になる
ナイトスポットを紹介します。

 まったりと一人で飲みたい夜もある。

 夕方までは祖師谷商店街の中で一番にぎわう、スーパーオオゼキの目と鼻の先。小さなバーの扉を開けて廊下を進むと、洞窟に足を踏み入れたかのような気持ちになる。

 マスターの梅さんは音楽好きで、いつも1960~80年代のロックやソウルが流れている。とにかく自分が行きたいお店を作りたい!と、還暦を機に一念発起されたのだとか。って聞くと、熱いギラギラした熟年の男を想像するでしょ? いえいえ、梅さんの一番の魅力は、ゆる~い雰囲気と、頑固オヤジのように言いたいことはビシッと言うところ。

 「わざわざ一人で電車に乗って訪ねてくれる女性客もいてさ…」と話されているところに、アラサーのきれいなお姉さんがご来店。「ウルトラハイボールください! もう、毎日飲みたいぐらい好き~!」

 少しドヤ顔で、こちらをチラリと見る梅さん。確かに、おいしいよ!でも、この女性たちはきっと、梅さん目当てでもあるね。いわゆる枯れ専、うん…間違いない。

 男性客も含めて、おひとり様ばかりがカウンターに並ぶことも多い。音楽やウィスキーの話をきっかけに、自然と会話も弾んでしまう。ただ、ご注意を! ここのルールは、「ナンパ禁止」「居眠り禁止」。見つけたら退店いただくそうです。

 月いちペースで開いていたライブやイベントも、もうやらない! 祖師谷で一番地味で目立たない店を目指す! なんて宣言しちゃって、ホントにおもしろい。常連客にとっては、ありがたいけどね。

 「記事に出たら、繁盛しちゃうかも!」って言うと、「そんなに影響力ないでしょ?」って。そんなやりとりも心地良い。BGMには、イーグルスのデスペラードが優しく流れて…。

 ちなみに、店名の読み方…ナウヒアと読まれることが多いらしいが、ノーホゥエアが正解。直訳すると、「いまここ!」ではなく、「どことも知れない所」。まさに、いつも歩き慣れたにぎやかな街から、突如ワープしてきたような…そんな感覚になれる場所が、ここにある。

Lazy Bar Nowhere

電話番号/営業時間/定休日

チトソシでは細心の注意を払って掲載するお店を選んでおりますが、
お客さまがマスターの話術にメロメロになってしまって、
予想以上においしいウルトラハイボールをお召し上がることがあるかもしれません。
ご自身の責任で節度ある夜の楽しみ方をなさってくださいね。
二日酔いや予想以上にお金を払ってしまったなど、
弊誌は一切の責任は負いかねますので、あらかじめご了承くださいませ。

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