ふと立ち止まるときってありませんか?
そう、視線を感じるというか。
この自動販売機の横を自転車で通りすぎようとしたときも同じ現象になりました。ふと立ち止まる。そして視線を感じる。振り返る。アッ!こいつは?と二度見して、自転車を降りました。近づいてしまったらもう、引き込まれていました。
だって、かにみそバーニャカウダでしょ、しそのスパゲッティでしょ、卵かけご飯専用マスタードでしょ。
もう興味しかない。パッケージもかわいいのですが、商品の力も、爆発力もすさまじい。どんななんだ?どんな感じなんだ?そんな「どんな」ばっかりが頭の中を駆け巡ります。
これね、酔っぱらってたらもう大人買いしちゃうんだろうな。これも、あれも、それも買っちゃえ!って。
あっ、そうか。おいしい居酒屋が多くて、ハッピーな酔いどれさんが多い町、ちとふな。そんな方たちのお買い上げを待っているのが自動販売機たちなのですね。なんでこの町にちょっと変わった自動販売機が多いのか、その答えがちょっとだけわかったような気がしました。