うるしばら/焼きしそ巻/310円

祖師ヶ谷大蔵の激安店、うるしばらさんに行ってきました。なんだろう、入店前の高揚感。東京ディズニーランドの入園前に似てます。なんかこれから素敵なことがあると、心の芯から涎が垂れているような。そんな感じ。

今回の戦利品は3つ。今日はその中のひとつ、焼きしそ巻をご紹介します。

これね、仙台名物なんです。先日、深夜ドラマで見かけたんですよ。サラリーマンが地方出張して、帰りに新幹線の座席トレイを居酒屋のカウンターに見立てて、出張先の名物と銘酒を楽しみながら東京に帰るっていうドラマで。社会人になりたての頃に仙台出身の先輩から一つもらったなぁ、あの先輩って元気かなぁなんて思いながら、そのドラマを見ていました。

シソの中には胡桃甘味噌が入っているんです。たぶんなのですが、シソは揚げてあります。緑のパラフィン紙のように透き通っていて美しいです。食べるのが勿体無いくらい。そうはいいながら、食べられなかったものがないように、私もご多聞に漏れず、この美しい焼きしそ巻を食べようと思います。

開けると綺麗に並んだしそが食欲をそそります。

もうね、香りが立ち上るそれがもう仙台の雰囲気を包み込んでます。念のため、仙台名物だったよな?と改めて調べてみました。

そうしたら東北名物のようでした。宮城も含んでもう少し上の県も含むエリアで愛されている名物のようですね。味噌に胡桃、白胡麻のほかにハチミツなどを練り込んで青じそに巻いて揚げるか焼き上げるんですね。酒の肴に、ご飯のお供に、お弁当のおかずに愛されているようです。

箸で持ち上げてみました。ちょっと枝豆を思い出します。

枝豆ぽいんですよね。そういえば、ずんだ餅もこの辺りの名物ですし、だだちゃ豆も名物ですね。もしかしたら、焼きしそ巻って枝豆を模しているのかも知らないなー、なんて思います。ほらこの形ってそんな雰囲気ありますよね。

角度を変えてみるとこんな感じ

一口食べてます。パリッとしたしその食感。そして味噌の芳醇な香りと、味噌ピーのような甘さがやってきますね。甘いだけではなくて、ピリッとした辛味もやってきます。あー、これはご飯に合うなぁ。炊き立てのご飯なら1つのしそ巻でお茶碗1杯とか軽いです。

中はこんな感じ。グリコのような色合いです

ごはんも捨てがたかったのですが、ボクは日本酒に合わせました。ちびりと食べて、ちびりと飲む。もう、エンドレスサマーです。永遠にちびりを繰り返せます。ちびりの二重螺旋構造です。昼からやったら、もうね、週末は廃人ですね。恐ろしいコンテンツです。


日本酒にあう、大人のグリコ、焼きしそ巻。これにね、祖師ヶ谷大蔵で出会える場所がある。うるしばらさんってほんとうに楽しいところです。ここで東北の味ですからね。たしかにね、近くにあるつがるさんでは青森の味を楽しめるし、もう少し駅寄りのにこみや三浦さんの三浦さんは青森出身だし。東北出身の方には嬉しいスポットが点在しているんですが、まさかここで焼きしそ巻に出会えるとは。驚き桃の木山椒の木、ですね。東北の味に飢えているあなたはぜひ、うるしばらさんへ足をお運びください。

次回はうるしばらさんで見かけた外国産の食材です。こちらも驚き必至です。お楽しみに!

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