10/100 ロミロミのエステティシャン

こんばんは。というかもう少しで「おはようございます」になってしまうという午前3時に書いてます。自分の周りにあるものがすべて寝静まって、しんとした空間に包まれるこの時間が、結構好きなんです。まぁ、それはどうでもいいのですが。

ちょっと前のことになるのですが、10人目のインタビューをさせてもらいました。千歳船橋にあるロミロミサロンのオーナーセラピストの「ゆりさん」です。目が大きくて、はきはきとした言葉を発する、まさに元気一杯!という感じの女性でした。

どうしてもロミロミを始めたのか、どうして千歳船橋なのか。そんな話を伺っていくとふと、穴に落ちたように前職は何をしていたんですか?という話題に。地元に帰ってたんですよ、という彼女の前職はなんと「墓石デザイナー」。

ぼ、墓石デザイナーです。デザイナーと墓石の組み合わせが斬新すぎてかなり驚きましたが話を伺っていくと「なるほど」とうなずくことばかり。お墓が欲しい、でもどんなものを作ればいいのかわからない。そんなお客様に完成見本図(パース)を作ってプレゼンしたり、使用する石によってこれだけ雰囲気が違ってくるですよと提案したり。プロダクトデザイナーと変わらない、というか墓石もプロダクトか……なんて合点がいったりしました。

デザインするには墓石がなんたるか、そもそもが墓所がどんなところなのか、そこまで踏み込んでいくのも話を聞いていてとても面白かったです。「もちろん墓所に納品にいったりします」なんて聞くと、納品、あー、墓石を設置にいくわけね、なんて思ったりして。なんか外国語を聞いているような錯覚すら覚えます。

そのときにふと感じたんですよね。なんか、この人って、死に対して寄り添うような感覚を持っているなって。墓石を納品することもあったみたいなのですが、時々納骨に立ち会うこともあったとか。そのときに話している感じが「納骨ですよ!」という非日常としてとらえているのではなく、もちろんそこにあたりまえにあるもの、まるで空気のように淡々と話す姿を見たんです。看護婦さんと話しているような感じといえば分かりやすいのかもしれませんね。

そこで繋がるんです。何がってロミロミと墓石デザイナーがつながったです。もちろん直結というわけではないのですが、看護婦さんを媒介として、墓石とロミロミがつながったような気がしました。そこにあるのは寄り添いであったり、癒しであったり。この女性は別々のことをやっているように見えて、実はものすごくつながっていることをしているんだと、そう強く思いました。

どうしてロミロミなのか、そのエピソードはかなり神秘的で面白いですよ。それについては書籍にまとめるときまで取っておきましょう。お楽しみに。

ゆりさんがやっているロミロミサロンはこちら

美しく健康になる ロミロミ美生氣功

http://lomibishow.com/

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