表4(フリーペーパーの裏表紙)プレゼント企画に多くのご応募ありがとうございました。
昨日、あるお店にご連絡させていただきました。次回以降も募集をしていきますので外れてしまった方、またご応募ください。お待ちしております。
選ばせていただいたのはいくつか理由があります。今日はそれをご紹介させていただきたいと思いました。
大きな理由の一つは「日ごろあまり接しないジャンルのお店だなぁ。この機会にいろいろとお話を伺ってみたい」と思ったことでした。
企画が成立するかは正直まだ未定です。頓挫するかもしれない。なので具体的な店名などは控えます。でも、この企画、わくわくしてます。
だってね、このお店、誰しも一度はお世話になるジャンルなんですよ。でもね、人生の限られたシーンでしか必要としないサービスなんです。端的に言いますと「死」が関係しています。死。誰しもが経験することです。その死に接して人々にサービスを提供しているお店です。どんなことを考えてるのだろうか、どんな死生観を持っているのだろうかということがふと浮かびました。
結局は自分と同じかもしれないけれど、そんなお店を営んでいる方々に「死」について聞いてみる。楽しそうだな、と思いました。
どうでもいいことですが私は看護婦さんと付き合った経験があります。彼女も「死」に接していたからこその独特な死生観がありました。とてもピュアであって、一方ではとても力強かったことを覚えています。印象的だったのは「昨日まで元気だった患者さんが今日はいない。自分ができることは正直何もないけれど、その変化を目の当たりにしていると、やりたいことはやらなきゃもったいないって強く思うよ」と言ってた姿を覚えています。そして彼女は自分のスキルを磨くためにアメリカへと渡っていきました。
死んだら終わり。そんな考えもあります。死ぬ前にやりたいことをする。そんな考えもある。死から始まるもの。今回企画が成立するかもしれないお店は病院ではありません。どんな死への思いが聞けるだろう。盛り上げるだけ盛り上げてなんですけれど、すし屋さんで「魚が嫌いで」という店主がいたり、本は読まないんだよねという書店員がいたりするのも事実です。
私?死についてなんて考えてません。だって考えるだけでも怖いじゃないですか!
っていわれるのも面白い。誌面にだってできるでしょうし。ああ、この人、人間ぽくって好きだなとも思うでしょうし。予定調和ではなく、置きにいく企画でもなく。今までになかったページを作るために打ち合わせをしてきます。
どうなったかアップしていきますね。ではではー。