黄色つながり……というわけではないのですが、今日も黄色の記事をアップしちゃいます。
今日は妖精ではなく、お花のご紹介。
あーーー、っと、ちょっとここで脱線。そういえば昔、編プロに勤めていた時のこと。年配のカメラマンが上がりを持ってきたんですよ、その事務所に。その事務所は自分を入れてたった4人だったんですが、社長の奥さんが実権を握ってました。まぁ、よくあることですよね。家庭の延長みたいな。
カメラマンが納品にきて、説明したのですが、そのときは奥様はうんうん、うんうんと相槌を打ちながら、いい上がりだ、いい上がりだ、やっぱりお願いしてよかったというわけです。それで彼は事務所を後にしました。みなさん、予測はできていると思うのですが、まぁ、愚痴というか、もう少しこういった構図で写真が撮れないものかねー、こんなカットが多くなれば、彼もかなり上手になるんだけど的な話をしているわけです。まぁ、ありがちですよね。心に刻まれたのはその次の言葉なんです。
「◎◎さんも年を取ったね。花の写真ばっかりだもの。男性って中年になると花を撮りたがるけど、正直花の写真なんか読者求めてないんだよねー」って言ってました。当時、若者だった私の心には「中年になると花を撮りたがる」というものすごいキーワード。で、自分が年を取り始めると、花を無性に取りたくなったら、中年になってしまったということなんだと。その変化に気を付けなくてはいけないと。当時、20代前半だった私は思ったわけです。
で、月日は流れました。最近、スマホでよく写真を撮ります。日常の何気ない一コマを記録したり、構図が面白いからササッと撮影しておく的な。で、どんな写真を撮ったのか、暇をしているときにスクロールさせてみたりします。
いつ頃からでしょうか? 撮影写真の一覧を見ているとカラフルなんですよ。
花
そう、写真一覧はお花畑になっていました。えっ? 俺ってオッサン?に、なっちゃったって、こと?
そうゆう事なんだ。
不思議ですよね。
今朝も、あー、蠟梅咲いたのね。もうすぐ梅が咲いて、それで少し経ったら桜かー
ってやっぱりおっさんのコメント(心の中の話ですが、思い切りオッサンの会話でした)。
めげずにというか、あきらめが入ってますが、説明しちゃいますよ、蠟梅のこと。
<蠟梅>
梅と名前が付いてるけど、梅の仲間ではなくロウバイ科だそうです。
半透明の花びらが蝋細工のようだから、この名前が付けられて、花言葉は「ゆかしさ」。
まだ花が少ない冬に花を咲かせるから「ゆかしい」となったそうで、そのままじゃないか!という思いはそっと脇に置いておきましょうね。
「実は」って書くほどではないんですが、蠟梅の種に毒があるんです。静脈注射で44mg/kgでネズミさんは致死量に達する毒を持っています。この毒については花言葉には採用されなかったんだですね。ゆかしいのに、毒をもつ。めちゃくちゃ怖いですけどね。
そんなわけで、花ばかり撮影してるとオッサンってことだぞ。
オッサンは写真には撮らずに、こっそりと目で花を愛でるべし。というお話でした。ではではまた次回に。