和処 久弥

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[su_tab title=”電話番号/営業時間/定休日”] [su_animate type=”fadeInUp”] 03-3420-3492
17:30~22:30(土・祝は~22:00)
日休[/su_animate] [/su_tab]
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 「お店の名前から「森繁久彌さんの親戚?」って聞かれることがあるんだけど、久弥って久(ひさし)と美弥(みや)から名付けてもらったものなんだよね。」と話すのは女将の美弥さん。

 「板前ってかっこいい!」ってこの世界に入った久さんと、和菓子の世界に進みたかった美弥さんが1994年に開いた久弥。開店当初は3人目のお子さんを身ごもっていたというのに、その子が今年二十歳を迎えたそうです。今では厨房に入って忙しい時に手伝いをしてくれるんだとか。オープンして  年。それだけでもスゴイ歴史を感じさせてくれますが、実は開店の何年も前に「久弥」は始まっていたんです。

 美弥さんは学校を卒業すると関西の調理師専門学校へ進学しました。「当時は和菓子といえばかなりの狭き門。ほとんど世襲(?)で、それも女人禁制に近い世界」だったそうで、卒業してもほとんど就職先もありませんでした。それで美弥さんは考えます、割烹なら料理の最後に和菓子を出すから修行できるかも と。ところが、働くことになった割烹では和菓子店から仕入れていたので、和菓子の技を極めることは断念せざるを得なかったのですが、素敵な出会いがありました。美弥さんが出会ったのは、そう、久さんです。

 ふたりが出会ったのは割烹として名の知れたお店だったため、お店以外で料理することや、撮影などが入ることもかなり頻繁にあったんだとか。そのとき大将のサポート役だったのが久さんで、美弥さんは久さんのお手伝いとして駆り出されることが多かったそうです。ほら、ここに久弥さんの原型があるんですよ。

 女将といいつつも、美弥さんはしっかりとした調理経験があります。夫婦で同じ職場で腕を磨いてきた仲。だからこそ、お互いの仕事内容への理解も深いんです。森繁久彌さんが久弥を訪れたことは一度もないそうですが、夫婦の息がぴったり合った素敵なおもてなしを受けられるお店です。「年に数回は作るんですよ。」という美弥さんお手製のデザートや和菓子。「いつも作れるわけじゃないから、メニューには載せないの。」と美弥さん。運がよければ、お手製のデザートに出会えるかもしれない、そんな和処(なごみどころ)として気軽に食を楽しめる素敵な場所です。

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17:30~22:30(土・祝は~22:00)
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